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100milesAdventure2024・最終日

最終日・ゴール後
最終日・ゴール後
初日・スタート前
初日・スタート前

 

いよいよ迎えた最終日の朝。いつもよりも時間的に多少余裕があるため、また昨晩は少し夜更かしをしたため、今日の起床時間は7時。それでも最終日の興奮などがあったのでしょうか、起床時間前には部屋の外から子ども達の声が聞こえて来ました。ハルナの作る最後の食事をいただき(ご飯の炊き上がりはパーフェクト!)、準備万端。9時に一晩お世話になった「松任青少年宿泊研修センター」を出発しました。

 

この日の行程はもちろんゴールの「金沢城公園・三の丸広場」。最終日も先頭を任されたのはユウマ。ユウマはこの旅の道中、ほぼ全ての行程で先頭を務めました。自身が6年生の時も含めると、100milesAdventureへの参加は今回が5回目。まだ19歳ですが、100milesAdventureを最もよく知るOBです。中盤にはユウタ、最後尾にはこの日も荻田が付きました。最後の行程を皆んなで楽しむかのように、いつもよりもややゆっくり目のペースで進行。市街地に至り、明らかに暑さが増しますが、金沢城公園へは着実に近づいています。

 

その頃サポートスタッフ班は、ひと足先にゴール地点へ。するとゴール予定時刻から1時間以上前にもかかわらず、待ちきれないご家族の方々がひと組、またひと組と集まって来ます。正午を過ぎる頃には全てのご家族が揃い、あとは一行の到着を待つのみとなりました。

 

全家族が揃ってから待つこと30分ほど、ゴール地点から遠目に一行の姿を確認することができました。どんどん近づいてくる様子に、喜びが溢れ出すご家族の皆さま。大きな拍手に迎えられながら、全9名のメンバーは全員揃って無事ゴールテープを切ることができました!ゴール後にご家族と感動の再会、と言いたいところですが、お互いすぐには近づかず、ちょっと微妙な距離感になるのは毎年恒例。そんな中、しばらく会えずに寂しい思いをしていた兄弟姉妹がメンバー達に駆け寄る姿が印象的でした。

 

その後はいつも通りの昼食をとり、ゴール後の記念撮影。スタート前とゴール後の集合写真を見比べることが、我々スタッフにとっても毎回の楽しみになっています。今回も、物理的な距離は2枚とも変わりませんが、心の距離感が明らかに近づいていることが見て取れると思います。

 

続いてメンバー・スタッフ全員がひと言ずつ挨拶。そして恒例の荻田の「解散」の号令をもって、12日間におよぶ100milesAdventure2024は幕を閉じました。

 

最後になりますが、今年も大変多くの皆様から沢山の応援、ご支援をいただき、誠にありがとうございました。また今回も変わらず、開催に際し積極的にご協力をいただきました協賛社様にも、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

そして同じく毎年のことではございますが、我々を信頼していただき、大切なお子様を託していただいたご家族の皆様には、改めて心より感謝いたします。期間中の状況を知られるのがこの日記のみ。それにもかかわらず、今回は特に更新が日を跨ぐことも珍しくなく、ご心配、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。それでも皆様からのご理解とご協力があったからこそ、こうしてゴールを迎えることができました。本当にありがとうございました。

 

2012年に産声をあげたこの100milesAdventure。今年の参加者とは言わば「同級生」でした。つまり来年からは、100milesAdventureが始まってから生まれた子ども達が参加することになります。

「100milesAdventure2025」もお楽しみに!

また1年後に会いましょう!