100milesAdventure2023第1ルート・2日目

 

前日のスタート直後に見舞われたゲリラ雷雨おかげで多少は気温が下がったものの、蒸し暑い一夜を過ごしたメンバー達。よく眠れた子もあまり眠れなかった子もいたようですが、朝食の6時半には全員が顔を揃えました。

 

今日も朝から太陽は絶好調!ギラギラの日差しが朝早くから容赦なく照りつけます。2日目の予定移動距離は23km。初日の2倍以上の距離です。なるべく早い時間から歩き出し、気温が上がり切る前に距離を稼ぎたいと言うことで、準備を整え、8時過ぎには「今宿野外活動センター」を出発しました。

 

その出発を前に、メンバーへ荻田から地図が手渡されました。100milesAdventureでは当たり前になった光景ですが、今日からは「自分たちが何処にいるのか」「何処へ向かっているのか」「どのくらい進んで来たのか」「目的地までの残りの距離はどれくらいなのか」を自分たちで解決していきます。用意された地図は1冊のみ。メンバー間で話し合った結果、各自が毎日交代で地図係を担当することになりました。そしてこの日の担当はマサナリに決定。明日以降は前日の担当者が次の担当を選びます。

 

この日の行程は、国道202号線を西へ西へと進むルートです。猛暑の中、休憩を挟みながら、予定の正午には昼食休憩場所の糸島市「はな咲公園」に到着しました。昼食を食べ終わると、早速遊び始めるメンバーとスタッフ達。こちらも毎年見る光景ですが、この体力には毎回驚かされます。

 

徒歩行再開後も順調に歩みを進める一行。途中、やはり海を見ると入りたくなってしまうのは避けられなかったようですが、17時に本日のゴール「大入駅」に到着。一行が姿を見せた時、先頭を歩いていたのは、高校生スタッフで自身も2019年の第2ルートを歩いたシュンスケでした。

 

本日の宿泊先「真名子木の香ランドキャンプ場」へは車で移動。キャンプ場に戻ると、同じく高校生スタッフ達がテントの設営や食事の準備を済ませ、メンバー達の到着を待っていました。今回の第1ルートには、過去100milesAdventureに参加した高校生が、スタッフとして5名参加しています。4年前にはメンバーのひとりとして荻田の後ろを歩いていた彼らですが、非常に頼もしく見えます。

 

現在は標高が高いこともあり、日中の猛暑が嘘のような、快適な夜を過ごしています。消灯時間までは賑やかだったテント内も、静かになりました。明日の予定距離は約22km。福岡県から佐賀県に入ります。相変わらずの猛暑予報ですが、引き続き万全の体勢で臨みます。