第2ルート・6日目

 

夜半に降り始めた雨がテントを叩き、雨音で目を覚ました午前2時過ぎ。急いで全てのテントのファスナーを下ろし、再び眠りに就きました。残念ながら「雨が降る」と言う予報は当たってしまい、起床の時間になっても降り止むことはありませんでした。

 

午前8時、雨天の中に本日の目的地である「久万高原町東川地区」の集落に向けスタートしました。昨日予定よりも多い距離を歩いたおかげで、本日の予定行程は15kmほど。悪天候での行動に、昨日作った貯金が効いてきます。

 

とはいえ降り続く雨に加えて、気温も25度程度までしか上がらず、肌寒いくらいの状況に。ペースは普段と殆ど変わらないものの、メンバーへの負担は徐々に増して行きます。結果、目的地点よりも2kmほど手前でこの日の行程を終え、翌日にこの2kmを持ち越すことに決めました。

 

正午頃に目的地に到達したメンバーは、雨で濡れた体を乾かしながら、前日にも休憩で訪れた「道の駅・天空の郷さんさん」へ移動。いつもの「おにぎり」昼食ではなく、全員でランチバイキングをいただきました。それにしても第2ルートのメンバー達は、気持ち良いくらいたくさん食べます!

 

前日に決定した通り、後半はリフレッシュに充てました。日差しも戻らず、気温も上がらないものの、雨は止んだ様子。そこで国指定の名勝地でもある「面河渓」まで足を伸ばすことに。見たこともないほど澄んだ川の流れに、興奮する一同。そして川を目の前にすると、入らずにはいられないメンバー達。見ているだけでも寒そうな状況でもはしゃぎ続ける彼ら。第2ルートも折り返しの6日目ともなると、さすがにあまり驚かなくなって来ました。

 

ひとしきり遊んだ後は、本日の宿泊地である『国民宿舎「古岩屋荘」』へ。我々の活動をご理解いただき、今回の滞在に関して様々ご協力をいただきました。ありがとうございました。

 

明日は本日の続きから、更に東へ。そして高知県へ入る予定です。車1台通るのも難しいようなルートを、「仁淀川ふれあい公園キャンプ場」に向け進んで行きます。この先もしばらくスッキリとしない予報が出ていますが、24日のゴールに向け、後半戦も一丸となって臨みます。